鼻から牛乳

給食bunji

2013年02月26日 22:12

娘がいるpianoです。

娘は給食のときに同じ班の子が騒ぐので、落ち着いて食べられないことを気にやんでいました。

でも先生に相談したら、
「もうすぐ席替えの時期になります。悩みに気づいてあげられなくてごめんなさい」
と、とても優しい言葉をいただき、約束どおり席替えも実現。
今は落ち着いた給食時間を過ごし始めたようです。

昔もグループで給食を食べていました。皆さんはどうでしたか?

3年生のときだったか。pianoの班にはとってもかわいい、というか子ども心に見ても、すごく美人の女の子がいました。その女の子はおとなしくて、へらへらしてるpianoとは違って、かなりのポーカーフェイスでした。

それでやんちゃ坊主のいるわたしの班で、その子を笑わせよう、と言い出しました。

やめなさいよ~と、女子。

そんなの聞いちゃいません。三人くらいの男子で次々と、ダジャレとか変な顔とか連発し、彼女の目の前でひたすらふざけはじめたのです。

すると・・・

彼女の

表情は

まったく変化がありませんでしたが。




つーーーー。




と。





鼻から牛乳。





彼女は笑う時も、ポーカーフェイスだったのでした。






男子はあわてふためき、机に潜り込んだり、飛び上がったり、謝ったり。

彼女の隣の席にいた女の子が、ティッシュを差し出し、彼女は涙目になりながら、鼻をぬぐい。何故か、それを見ていたpianoが、悲しくなってうつむいて、何も言えなくなってしまいました。

まだなんだか上手に物事の処理ができなかった年頃の、こと。

あとはよく覚えてないけど、人には感情表現の大きさの幅にも個性があったのだと知った、出来事でした。

あの替え歌が流行ったとき、pianoは、彼女がそのときのこともう忘れててくれるか、
「わたし子どもの頃は笑えなくて
 無表情のまま鼻から牛乳しちゃってまいったよー」
って屈託なく言える女性になってたらいいなと、なんとなく・・・願っておりました。

喜怒哀楽にカテゴライズできないので、
余計、
片付けられずにある思い出なのかもしれません。

まぁ大人になるまでの間には、
「鼻から牛乳」的事件は誰でもひとつやふたつあるので、
ドンマイです!!!

なにはともあれ、給食は落ち着いた気分の範囲で、楽しく、
・・・そう、穏やかな気持ちで食べてほしいですね。

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